乾燥機事件




えむが仕事をしていた総合病院に、調乳室という二坪ほどの小さな密室がありました。

調乳室は、室内を雑菌や埃から守るため、重い扉で調理場と仕切られています。調乳室は洗浄室という、これまた一坪くらいの小さな部屋と隣りあわせで、調乳室と洗浄室の間に、壁の代わりに温風で食器などを乾かす乾燥機があります。
両開きで調乳室と洗浄室の両方からものを出し入れできるようになっているので、洗浄室で洗った哺乳瓶を洗浄室側から乾燥機に入れて乾かし、調乳室側から出して使えるようになっているのです。

ある日、深夜にその洗浄室の火災報知器が鳴るという事件が起こりました。火の手はありません。大騒ぎで原因を究明すると、原因は乾燥機。少しだけ扉が開いていたようです。

続きを読む

(C) 2011 管理栄養士に聞いた!管理栄養士のコト